小さなテクノロジーで、
ちょっとしたアイデアを形に。

年賀アプリ

【お年賀アプリ】ホイホイウホホイ!

2016.01.01

2016年は逃げた猿をおいかけるアプリ。タップのリズムだけで楽しめて、最速で捕まえられるか、挑戦だ!!

だるまさんが転んだ × タップ感

サル年である2016年の年賀アプリはあの名作「ホイホイウホホイ」です。
サルに神社に空に宇宙に、なんとも統一感のないアプリ起動画面

音の響きだけで始まるプロジェクト

この年賀アプリは企画の段階からかなりの時間をかけて議論を行いました。

どういったアプリにするかということを言葉で議論したり、絵で議論したり、イメージで議論したりといろんな表現方法を用いながらアイデアを練っていきました。
その中でタイトルからイメージを膨らませようとなった時に、あるメンバーが昔の遊びシリーズを持ってきていて、その中に、サル版あっち向いてホイアプリ「ホイホイウホホイ」がありました。

それを聞いた時になんかよくわからないけど音感がいいよね、という認識をみんなで持てたことで、今年のアプリは「ホイホイウホホイ」というタイトルにするということがまず決まりました。

挫折するアプリアイデア

「ホイホイウホホイ」というアプリにしようということが決まり、
原案のあっち向いてホイゲームをどうやって面白くするのか、サルのあっち向いてホイってなんだというような議論をしながらアイデアを企画へと練り上げていきました。
いよいよこれで作ってみようという段階になった時にふと競合しそうなアプリを調べてみた結果、なんとあるじゃないですか。同じようなアプリ。その名も「フォイフォイマル○ォイ」。

これはもう赤信号です。あっち向いてホイから撤退するしかありません。

なので昔の遊びつながりということでだるまさんがころんだゲームにすることになりました。

ステージ感や音による演出

企画が決まり、デザインと開発の段階にはいりました。

もうこの頃には年賀アプリの制作も4年目となっていたので、基本的な開発はスムーズに進みました。

なので、今年の課題としていかに世界観やプレイ感を作り込むかというところにチャレンジすることにしました。
この時には今までにやったことがなかったアプリに音声による演出を行ってみたり、
ステージ分割をしてストーリー感を演出してみたりと、
自然とアプリの世界に入り込んで楽しめるように作り込んでいくところに注力をしました。

パラメータ調整って大変

こうして作っていた「ホイホイウホホイ」ですが、
大体のアプリが出来上がり遊びながら難易度を調整していくパラメータ調整の段階に入りました。
サルとだるまさんが転んだをして遊ぶ非常に単純なゲームですが、このアプリを使う人はあまりゲームに慣れていない人からゲームが結構好きな人まで、ちいさな子供からビジネスパーソンだったりお年寄りまで幅広い層が想定されていましたので、どれくらいの難易度にするかといったことを何回も何百回も繰り返しやりながら調整をしていきました。
ホイホイウホホイはストーリー調にゲームが進んでいきます
サルを見つけて...
なぜかだるまさんがころんだをやりながら近いづいていく
ゲーム中の画面。一心不乱にスマホをタップ!
捕まえるたびに逃げられるのでSTAGE3まであります。最後にサルはスーパー●イヤ人のように...

今なお人気のホイホイウホホイ

こうして細かいところまで作り込んだホイホイウホホイには熱烈なファンの方もつき、今なお遊ばれることもある人気アプリになりました。
え?今回はギリギリにならずにリリースできたのかって?
そんなことは聞くまでもないことではありませんか...

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