動画配信システムをつくるところから
社内メンバのためにライブ配信サービスを作ったのですが、これには前段階があります。
その数ヶ月前より、自社で動画配信システムをを作っていたのでした。
自社の教育サービスでも動画をよく配信することから、今一度きちんと動画配信システムを自分たちで作って仕組みやコストを考えてみようと思ったことがきっかけです。
動画配信はできるが、作り手として俄然つまらない
サーバ環境の成熟が進み、思ったより簡単に手早く動画配信システム自体はできました。
数週間ぐらいだったと思います。しかし、動画配信システムだけを作っても流すものがなければ面白くありません。また配信コストはわかったものの、自前でやるほどの意義を見出せませんでした。
そんな雰囲気のまま、お蔵入りになるかと思われたものが急にリモートワーク下で脚光をあびることになります。
SogaTube、近所をうろつく
ほぼ全員がリモートワークになって数週間後、ワイワイ感がうすれてきたところで、動画配信システムを作ったエンジニアの近所をテストがてらぶらついてライブ配信したらとなって、全従業員向けに配信することになりました。
これがSogaTubeです。
一番最初は上野公園でした。
自宅から出て上野公園をぐるっとまわるだけの企画です。
加えて、社内のチャットシステムと連動させてコメントも受け付けました。
大盛り上がりしつつも、冷静に
自宅を出てから散歩するだけです。
が、リモートワークでワイワイ感が薄れていたのか、つながっている感がなかったからなのか、冒頭からチャットで大盛り上がりでした。
「顔みせて」「あっちいって」「あれなに」「そこの人に話しかけて」とか、言いたい放題でしたが、担当者は嫌な顔を少ししつつも無理難題をこなしてくれました。
盛り上がることがわかったので数人、もじさんぽが続いたのでした。
同時に、負荷やコストの数値もとり、一石二鳥のテストだったといえます。
そしてリモートワーク後のオフィスでも
リモートワークが終了して、みなオフィス通勤となりました。
もうSogaTubeはいらないんじゃ、と思いきやオフィスイベントで集まることができないため、自分の席でイベント参加しないといけなくなりました。
そこで、もう一段階Sogatubeは、ライブ中のスタンプ機能を追加しました。
そのイベントにあわせて毎回10種類のスタンプを用意するのです。
結果、発言はできないけど、スタンプなら押せる人もいたので盛り上がることができました。
Mogicの環境にあわせて、いつか再びSogaTubeは進化してくれることでしょう。