顔判定 × ゆかいなヘビたち
Mogicでは年賀状での新年のご挨拶の代わりに「お年賀アプリ」でご挨拶をするという愉快な慣習がありますが、すべてはこのFacenakeから始まりました。
個性的なヘビのイラストがあしらわれたアプリの起動画面
突然始まったお年賀アプリ
2013年も年末が近づき来年のことの話をちらほらし始めたころ、「今年は年賀状の代わりに年賀アプリを作ってご挨拶をするのはどう?」といった感じで突然年賀アプリを作るプロジェクトがスタートしました。顔を判定する
顔の画像で占います。画像を当時はまだ顔認識の精度があまり高くなく、精度をあげるのに苦労しました
占い結果では12種類のヘビが登場。シークレットでレアなヘビも...。
ヘビ年のお正月にふさわしいアプリについて議論をした結果、新しい技術を使えてかつお正月らしいという点から写真で顔判定をしてどんなヘビに近いかを割り出し、どのヘビに近いかによってヘビ年の1年を占うというアプリに決まりました。iOS版とAndroid版を両方開発するという流れになりましたが、当時はまだiOSアプリもAndroidアプリも黎明期といった感じで開発に関する情報も今ほど多くなく、いろいろと手探りで開発を進めていきました。
顔を判定する部分をはじめ、ちょっとしたパーツの置き方やイベントのとりかたをとっても、iOSとAndroidでは大きく違ってくることが多いので、それぞれの設計的な思想の違いなんかも都度勉強しつつ苦戦しながら少しずつ開発を行っていきました。
まさかのグローバル対応と広告まで
英語圏ではあまり一般的ではない種類のヘビもいたりして
四苦八苦しながらも期限が間近になってアプリの大体が出来上がってもう少しで完成!となるところまでようやくたどり着いた時に、「せっかくだしグローバル対応と広告もいれてテストしてみよう!」となりました。当時は「...」となりましたが、振り返ってみると、こういうところで少しずつ小さなチャレンジとテストを重ねていくことは大きな力になると感じています。
AppStoreへの申請は一体どうやるんだ
なんだかんだあり、ようやくアプリが完成しました。完成していよいよAppStoreへの公開なんですがその方法がわからない。。。
公式の情報を始めいろいろな情報を調べるものの、全然公開までたどり着けない。
朝の明るい時間から始めたはずなのに、いろいろなことを試してみてやっとのことでアプリを公開申請できた時には日付が変わっていました。
シンプルを美徳としている会社なのに、アプリの公開手順はなんて複雑で分かりにくいんだ!と憤りを覚えたのは内緒です。
毎年恒例の年末年賀祭りのはじまり
こうして紆余曲折ありましたが、無事1/1に間に合うようにリリースができホッと胸をなでおろしました。ですが、ここからこの年賀アプリというプロジェクトに毎年末苦しめられることになるとは思いもよりませんでした。このサービスの公開は終了しました